升形国語塾の野望―報告と展望―


さて、去る3月19日に升形国語塾を開講して一月ほど経ちました。今日はうちの塾の現状のご報告と今後の展望について、お話ししようと思います。ちょっと生々しいお話も出てきますが、うちとしては出せる情報はどんどん出していきたいと思ってますので、お目汚しはご容赦を。

塾生数

本日時点で、すでにお手続きをいただいている生徒さんは全12名です。正直なところ、最初は5人くらい集まってもらえれば上等かな…くらいに思っていたので、その点では順調すぎるくらいですね。内訳は小学生3名、中学生1名、高校生4名、既卒生4名。思った以上に来ていただいているのは小学生と既卒生ですねえ。既卒生の生徒さんはもともと僕のことを知ってくださっていた関係で来てくださった方が多いのですが、小学生の方は問い合わせも含め、結構よく反応をいただいてます。

やはり中学受験では「国語」のウエイトが結構大きいですし、一方でそこを苦手にしている生徒さんも多くいますから…「国語専門」というところに、結構興味を持っていただいてるみたいです。

収支バランス

とりあえず先の12名の生徒さんからいただく授業料がざっくりひと月で22万円ほど、対して家賃・光熱費・通信費・減価償却など、教室を開けてるだけでかかる費用がだいたい月に14万くらい。ここに印刷代とかが乗ってきます。なので僕の取り分は現状だとマックスで約8万円ですね!自宅の家賃と健康保険料払ったらほとんど残りません。貧困生活ですw

 

諸経費など

もちろん上のバランスは「教室の維持にどうしても必要な規模」というレベルなので、このほかにも色々かかります。特に開講にあたっては教室の改装・備品の調達・宣伝費その他…でまあ…ここまでのところでざっくり300万くらい(減価償却分も含めて)ですかねえ…うっ頭が…。

蔵書類はとりあえず僕が私蔵してたものを中心においてますが、それでも開講にあたって新たに買い入れたものも結構あります。参考書類もありますし…国語塾ですから、今後も蔵書数は増やしていきたいと思いますが…とりあえず新刊を躊躇なく買えちゃうくらいになりたいですねえ。

今後の展望

ここまでの説明でお分かりいただけたかと思いますが…お金がないんです!!

まあそれも想定内…というか想定の中では割とマシな状況ではあります。最初の一年くらいは蓄えを食いつぶすのが当然というつもりでおりましたので。とはいえずっとこのままというわけにはいきません。一年後あたりにはトントンくらいにもっていかないと、文字通りオマンマの食い上げです。月々の収入があと10万ほど増えれば、ギリギリではありますが継続的な経営が可能だと思われます。

で、以下、今後の指針について書いていきます

塾生を増やすぞ!

とにかくこれが最優先ですよねえ。まあ塾の場合正面から収入を得る道って、塾生さんからいただく授業料しかないので…

生々しいことを言いますと、うちもそうですが塾はだいたい夏期・冬期・春期の長期休暇中に季節講習やりますよね。あれがだいたいひと月分くらいの授業料になりますので、年間だいたい15か月分くらいのご受講料をお預かりすることになります。季節講座の分は月々の家賃維持費抜きに(電気代とかは余計にかかりますけど)入ってくる収入なので、塾にとってはありがたいのです。まあボーナスみたいなもんです。

もちろん受講科目数によって授業料は変わってくるんですけど、一応イメージとしては「塾生10人で開けるだけ・20人でトントン・30人で余裕のある経営・40人でウハウハ」くらいの感じで思ってます。目指せウハウハ!!

 

本当におすすめなんですよ

いやねえ…まあ自分で言うのもあれですけど、僕結構腕のいい塾講師だと思うんですよ。世に国語講師はたくさんいますけど、僕以上の腕のある人を見つけるのはなかなか難しいですよ実際。この辺ではナンバーワンだと思いますね。

いや特に根拠とか、ないんですけど、自分で思ってるだけだろうと言われたらそうなんですけど、まあほら、自信は大事ですよ。自己肯定感は高いに越したことないです。誰にも迷惑かけないで幸せになれますから。

とりあえず自己アピールは置いといて…うちは小さな規模でやってます。僕以外の講師を雇うつもりも、どんどん拡大していくつもりも、いまのところありません。これまで僕もいろいろな場面で講師をやってきました。100人以上相手の講義もやってきましたし、年間100件以上の保護者面談をこなした年もありました。でも実際のところ、一度にちゃんと相手できる生徒さんの数って、せいぜい40…50はかなり厳しいと思うんですよね。それを超えるとどうしても「名前は知ってるけど…」みたいな子がでてきます。

もちろん日常生活の中で出会うすべての人間と濃密な人間関係を築かなきゃいけないわけじゃないですし、そういうの好みじゃない人も多いでしょう。それはそれでかまいません。

でも塾っていうのは別に「こなきゃいけない」場所でもないですし、やめたければいつでもやめていいものです。そういうなかで「わざわざ選んで」うちに来てくれる生徒さんなら、そりゃやっぱり「大勢の中の一人」じゃいけないでしょう…と思ってます。

 

まあ、中には「自分で選んだわけでもないのに、やめようにもやめられない」という状況で塾に来てる子も(けっこうたくさん?)世にはいるのでしょうけど…

そういう感じだとやっぱり本人も不本意でしょうし、教えてる方もあんまり楽しくないものです。最初は自分から来たわけではないにしても、「とりあえずここへ来るのもそんなに悪くはないな」くらいにはなってもらえるようにがんばります。

宣伝しなきゃね

というふうに、うちに通うの、実は結構悪くないんじゃないかと思うんですよ。損はさせません!!ってくらいには。

でもまあ、いくらいいことやってても、それを広く知ってもらわなきゃお客さんは来てくれません。3月以来色々と手を尽くしてきました、街頭で案内配ったり、新聞チラシ入れたり、クリアファイル作ったりシャーペン作ったりクッキー作ったり…うまくいったな!!というものもあれば、これは空振りだったかな…というものもありますけど、とりあえずやってみないと始まりませんからね。

ただまあ、やはり広く広告告知するとなるとね、どうしてもこう、先立つものが…次にお金かけて広告うてるのは夏期講座の前かなあ、くらいに考えています。

一方で、こうやってウェブを使って、ブログやツイッターで書く文には僕の腕一本の問題なので(ぶっちゃけたいした手間でもありません。いまも映画観ながら書いてますし。)積極的に活用していきたいですねえ。読んでね!!RTしてね!!

 

 

目指せウェブライター!

まあ、そうはいっても塾の仕事は水物です、いい時もあれば悪い時もある。年度末には卒業する生徒も出てきます。まあそんなときにこのブログでちょっとでも売り上げ出せればね、たしになるじゃないですか。設備の充実も図れるじゃないですか。

そういうわけなんでみなさん豆板醤買ってください。

 

これからもよろしくおねがいします

とまあ、特にオチもないお話ではありますが、とりあえずここまでやってこられたのも支えてくださる皆様のおかげです。本当にありがとうございます。今後も潰さんように精一杯やっていきますんで、ご支援のほどお願いしますね!

 

最後に特に脈絡はありませんが自撮りをあげておきましょうかね

ミギー


投稿者: 大森 太郎

升形国語塾の代表をやってます。

「升形国語塾の野望―報告と展望―」への2件のフィードバック

  1. 偶然このページをTwitterで発見致しました。

    どのような授業形態(受験、試験対策なのか。国語力、論文力、作文力をつけるのか。本を読むのか。)で、先生の具体的な経歴等が書かれたURLのリンクが本文にないので、わかりにくいです。カテゴリにありそうですが、誘導も大事だと思います。

    豆板醤はと何なのか

    後は公式ブログっぽくない。看板背負ってるなら、もう少しプライベートは出さない方が良いのでは?腕が良いのも、塾開講されてるぐらいですから、間違いないと思います。言葉にせずとも伝わると思いますよ。

    好き勝手言いましたが
    ただの一個人の意見なので、気にしないでください。
    頑張ってる方尊敬します。応援しています。頑張ってください。

    1. 貴重なご意見ありがとうございます。ブログという形態でいろいろ発信するのは初めてなもので、いろいろ至らない部分もあるかと思います。ご指摘勉強になります。
      経歴、必要ですよねえ…どうも自己紹介というか、そういうのはなかなか書きにくくて後回しになってましたが、そろそろちゃんとしなきゃいけませんねえ。

      読者の方との距離感というのも難しいところです。このブログを書いてる動機というのはいろいろあります。もちろん宣伝というのも大きいのですけど、一番は塾生の方、保護者の方に読んでいただくことです。プライベートも含め、僕がこんなことをしています、こんなことを考えています、というのをお伝えして、その上で安心して通っていただきたいな、と思っています…その結果「こんなんで大丈夫か」と思われたら本末転倒ですけど…まあ背伸びして肩肘張っても仕方ないので。

      我々の仕事というのは、どうしても「教える―教えられる」という関係ができてしまう以上、なかなかこちらの発信に対する、バイアスの少ないフィードバックをいただける機会は少なくなってしまいがちです。重ねてになりますが、ご意見をいただくことは大変ありがたいことなのです。今後ともご指導いただければ幸いです。

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