大森太郎
1978年10月2日生まれ
土佐中高等学校卒業後、東京大学在学中に塾講師としてデビュー。中学・高校・大学受験に広く関わる
2009年より県内の大学受験専門大手塾で国語・社会の指導を担当
2016年三月、升形国語塾を開講
はい、以上広告にも載せた僕のプロフィールです。
はじめてこの業界に入ったのは…確か2000年の春でしたか。大学の同級生に「人手足りないんだよ、ちょっとバイトの面接来てみない?」ってな感じでかるーく誘われたのがきっかけでした。いいよいいよーってな感じでその日のうちに教室行って、ペーパー試験をその場で受けてその後、のちに直属の上司となるS氏と面接
S氏「うんうん、じゃあ採用です」
ぼく「ありがとうございまーす(テスト採点した形跡ないけど、いいのか?)」
S氏「早速だけど、明日のこれくらいの時間、来らますか?」
ぼく「大丈夫ですよ~(研修とかやるんかな…)」
S氏「じゃ、小6の男の子だけど、お願いしますね。後で資料見せるから」
ぼく「へっ?????」
S氏「授業は18時30分からなので、15分くらい前には来てくださいねー」
ぼく「ええっとちょっと僕ここ来るの初めてですしどういうふうにやったらいいのかとか全然わからないですけど…いいんですか?」
S氏「大丈夫大丈夫やれるでしょー」
ぼく「はぁ…(これはどうも大変なところに来てしまったのではないか…)」
っていう感じで。
一応関東では誰でも知ってるレベルの大きな塾だったのですけれど…(先方の名誉のために言っておくと、僕のケースはあくまで特例だったようで…通常は一月くらいみっちり研修してから現場に投入するのです。)
まあそんなスタートだったこともあって、最初は結構苦労しました。
こんなこともありました。
ぼく「この授業って何時まで?(←急に言われたのでそんなことも聞いてない)」
生徒「7時20分!!」
ぼく「ああそうなんだじゃあそろそろ終わりだねえ。また来週~(ふぅ終わった終わった…かえろかえろ)」
S氏「ちょっと、ダメだよ時間まではちゃんと授業しなきゃ!」
ぼく「え?7時20分まででは?」
S氏「何言ってんの。7時40分、パンフレットにも書いてあるでしょ」
ぼく「な、なんだってー!!(パンフレットってどこだよ!!」
とかね
そんなんで最初の半年くらいは毎日のように「もう辞めてやる!!!」くらいに思ってたもんですが、気づけばかれこれ17年もやってます。
その後いろいろあって大学を中退しちゃいまして…そのままなし崩し的に東京で塾の仕事を続けていたのですが、2008年に高知で塾を経営している方からお声がけをいただきまして、高知に戻ってくることになりました。
高知の職場でも、心優しい生徒さんや同僚の皆さんに恵まれましてなんとかやっておりましたが、少しずつ「自分なりのやり方で新しい塾を作ってみたい」という気持ちが大きくなっていき…(その辺りの経緯はそれこそ長くなるので、またいずれ機会があれば書きましょう)2016年3月より、この「升形国語塾」を開講することに相成りました。
未熟者ではありますが、精一杯やっていきたいと思いますので、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。